福岡県飯塚市を中心に、九州地方から中国地方にて塗装工事を承っております、T’s paint produce(ティーズペイントプロデュース)です。
築10年ほどが経過すると、外壁塗装などのメンテナンスが必要なサインとして、特徴的な劣化症状が表れやすいです。
なんだかいつもと違うな、と思ったら、早めに外壁塗装会社やハウスメーカーなどに相談したほうがいいかもしれません。
今回は、見つけたら気を付けたい、外壁の劣化症状についてご紹介いたします。
ぜひ参考にしてみてください。
■ なぜ外壁は劣化する?
外壁のみならず、屋根を含めた外装部分は紫外線や熱、風雨にさらされています。
そのため10年が経過するころには、新築時よりも機能性が落ち、外壁は水を吸う状態に。
日本は高温多湿の気候であるほか、昔よりも過酷な外環境になっており、劣化に対して拍車をかけるかたちになっています。
排気ガスの減少によって大気中のチリが少なくなっていることから、紫外線が阻害されることなく地上に降りそそぐようになり、紫外線量が増加しているという統計結果も出ています。
いずれにしても、時間が経てば外壁は劣化し、現在は紫外線量の増加や酷暑など、建物には負担のかかりやすい状態です。
外壁塗装は、適切なタイミングでしておくことが大切といえますね。
■ 主な劣化症状
これらの劣化症状が見られましたら、外壁塗装が必要かもしれません。
・色あせ
新築時に比べると色あせしていたり、まだらのように広範囲でむらができていたりします。
紫外線による影響が強く、南側や西側の外壁で見られやすいかもしれません。
青系の色だと色あせしにくい傾向があります。
・チョーキング
外壁を触ると、粉が手に付着します。
こちらも紫外線が塗膜構造を破壊することで起きる劣化です。
粉を落としても劣化は止まらないため、塗装が有効です。
・コケ、藻、カビ、サビ
コケ・藻が付着すると緑色の汚れが、カビが付着すると黒っぽい汚れになります。
じめじめと湿気の多い場所で増えやすいので、北側の外壁やすぐ近くに隣家と接している外壁などで見られやすいです。
サビは鉄部などの金属パーツ以外に、モルタル外壁のひび割れから発生することもあります。
・ひび割れ
外壁が水を吸って乾くサイクルを繰り返すと、膨張と収縮を起こしてひび割れが起きやすくなります。
ひび割れが重度のものになると、外壁内部に水が浸入するようになるため、補修が必要です。
3mm以上の幅なら、深部に到達していると見なされます。
・ふくれ、はがれ
外壁には最初から塗膜があり、劣化が進むとこの塗膜がふくれたり、はがれたりします。
塗膜の内側に入り込んだ湿気が、外気で温められることによって体積が増え、塗膜を圧迫して起きる劣化です。
一度はがれると、一気に劣化が進みやすいです。
・シーリングの劣化
外壁のつなぎ目部分にはシーリングが充填されていますが、これも紫外線などによって劣化すると、ひび割れが生じます。
ひび割れや痩せが見られると、古いシーリングを取り除いて、新しいシーリングを打つ必要があります。
■ 外壁塗装では解決できない劣化
外壁の劣化が進むと、塗装ではなく外壁の張替えが必要になります。
・サイディングボードの反り
窯業系サイディングの場合、内部に含まれるセメントが水を含みやすいため、吸水と乾燥を繰り返すと、徐々に反り返って外壁から離れることがあります。
外壁に隙間ができる状態のため、軽度なら釘打ちで解決しますが、重度なら部分張替えの補修でしか解決できません。
・構造クラック
先に紹介したひび割れが、深刻な状態になると「構造クラック」になります。
幅が0.3mm、深さが5mm以上になると、建物の安全性に影響を及ぼすと見なされるため、早急な補修が必要です。
外壁の張替え以外に、エポキシ樹脂の注入などで対処されます。
■ 発見したら、早めにご相談を
外壁にこれらの劣化症状を発見しましたら、お早めに外壁塗装会社や工務店などに相談しましょう。
外壁の劣化は、放置すると倒壊まで至ることはありませんが、徐々に水が染みこんで雨漏りが起きたり、シロアリによる食害が進んだりする恐れがあります。
また、台風によって外壁がはがれ落ちた例もあるため、建物の安全性にも関わります。
たいてい、外壁の調査や見積りは無料で行ってくれるので、気軽に依頼していただいてOKです。
■ 飯塚市での外壁塗装は「T’s paint produce」にお任せください!
T’s paint produceでは外壁塗装の施工を受付けております。
外壁は目に見えない部分で劣化が進んでいる場合も多いです。
上記に紹介した劣化症状が見られる場合はもちろん、築10年程度が経過しているようなら、ぜひ現地調査をご依頼くださいませ。
以下のメールフォームよりお問い合わせいただけます。
■ まとめ
外壁の劣化は、太陽光による紫外線や熱、風雨によって進みます。
劣化が重度になると、塗装ではなく張替えといった補修工事が必要になり、工事費用がかさみやすいです。
劣化症状を発見したり、なにもなくても築年数が経過していたりするなら、ぜひ現地調査をご検討ください。